頭の中の楽園

主に趣味に関してつらつらと

音楽

The Long And Winding Roadの妙味

ビートルズの便宜上のラストアルバム「Let It Be」。 このアルバムは特殊な作品で、当初は「Get Back」というタイトルで発売される予定だったが、当時のメンバー間の仲は修復不可能な所まで来ておりセッションは空中分解、残骸だけが残り、それをかの天才フ…

【Prince】プリンスの好きな作品

プリンスの中毒性 プリンスと言えば、マイケル・ジャクソンやマドンナと同世代でよく一緒に語られるアーティストだが、前述の2人と違いステージでは踊るだけでなくギターをかき鳴らしていたり、レコーディングでは全ての楽器を自分で演奏したり、改名したり…

車内ヘボスピーカーで「映える」音楽とは何か

車は音楽を聴くのに適した環境 ドライブ中、音楽を流したくなるのはドライバーの性だ。いつまでも走行音聴いていられる人って相当な車好きでもほとんどいないだろう。(いたらごめんなさい) そして車は言わばハコなので、音楽を聴くにはベストな空間でもある…

【New Radicals】「刺さる」音楽はいつだって時代も言語も超える

たった1曲でロック小僧を撃ち落とした New Radicalsというバンドがいた。 アルバム一枚で解散してしまったが故に一発屋の烙印を押されている時もあるが、彼らのヒット曲「You Get What You Give」は世界中の音楽小僧、そしてかつて小僧だった全ての人間の心…

マイケル・ジャクソンに見る「死人の墓掘り起し商法」の是非

6枚。 これは、マイケル・ジャクソンが1979年にソロアーティストとして再出発してから、2009年に亡くなるまでに残したオリジナルアルバムの数だ。同世代のプリンスがデビューしてから亡くなるまでの30数年間で40枚以上のアルバムを出している事から考えても…

【思い出ぽろぽろ】俺とビートルズ

俺がビートルズと本当の意味で出会ったのは中学2年の時だった。 塾に行く前、駅から直結していた本屋で週刊少年ジャンプをチェックした後、ふと目を音楽雑誌コーナ―に向けると、レコードコレクターズの増刊号で「読者投票によるビートルズ楽曲ベスト100」と…

チャカ・カーンは時代に指名された歌姫

チャカ・カーンと言えば歌唱力のお化けとしてクインシー・ジョーンズやマイルス ・デイヴィスと言った大御所にボーカルを指名されて来たブラックミュージック界の歌姫だが、そんな彼女の大ヒット曲「I Feel For You」 冒頭からシャカシャカシャカ、シャカカーン?シャカカーン?とラ…

超寝れる音楽を探し続けた結果ブライアンイーノに行き着いたでござるの巻

アンビエントに出会った。 全てに疲れた時こそ聴くんです。 そりゃ癒されたい時はスタン・ゲッツやアントニオ・カルロス・ジョビンとか、ケニーGとか聴くけどね。 それすら嫌って時にアンビエント。 「聴け!」って圧が無いのは音楽としてどうなのかって議論…