頭の中の楽園

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【Prince】プリンスの好きな作品

プリンスの中毒性

プリンスと言えば、マイケル・ジャクソンやマドンナと同世代でよく一緒に語られるアーティストだが、前述の2人と違いステージでは踊るだけでなくギターをかき鳴らしていたり、レコーディングでは全ての楽器を自分で演奏したり、改名したり、レコード会社と揉めまくったりとそれはまあ独創性と創作意欲の塊みたいな人だった。

そんなプリンスがデビューから亡くなるまでの間に残したオリジナルアルバムは40枚以上。どのアルバムにおいてもその独創性が遺憾なく発揮された物ばかりで、大体プリンスファンに好きなアルバムを挙げて貰うとみんな違う作品を挙げるので足並みが揃わなくなる。

今回は自分の好きなプリンスの作品を幾つか挙げてみようと思う。

The Gold Experience(1995)

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これね~本当大好き。

プリンスは80年代の方がよく語られるんだけど、とっつきやすいのは絶対90年代の作品だと思う。音も大きいし。

K-1のテーマ曲として有名な「Endorphinmachine」、多幸感のある「The Most Beautiful Girl In The World」等ヒット曲も多い。

だがしかし、このアルバムが好きな人はラストトラックの「Gold」を聴きたいが為に聴いている人も多いのではないだろうか?本当に名曲なんですよ。アルバムを通して聴いて、ラストに流れる「Gold」がたまらないと・・・。

ちなみにこの頃プリンスはレコード会社と揉めに揉めており、それまでの「プリンス」の名前を捨てた時期の為、アーティスト名はジャケットに載っている記号(発音不可能)になっています。

HITNRUN Phase Two(2015)

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プリンスの遺作です。全く遺作感はありません。

このアルバムは2014年に古巣ワーナーレコードともう一度手を組んで大々的に発売されたアルバム「Art Ofiicial Age」の副産物とも呼べる作品ですが、音楽性はあまり似通っておらず、単体のアルバムとして聴いて全く問題はありません。「HITNRUN Phase One」も存在しますが、こちらは「Art Ofiicial Age」の続編の様な作品となっています。

このアルバムはとにかく聴きやすい。アダルトコンテンポラリーチックな作風であまり攻めてはいないが、聴いていて心地よい。プリンスのボーカルや作風はクセがあるので、手放しで人に勧められるのはこういった作品になってくる。ストリングスとの相性もバッチリ。

Baltimore」とかね。アルバム全体の統一感も良い。まさか「Big City」が最後の曲になるなんて、想像できた人はいないでしょう・・・。

1999(1982)

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超有名作品。いや~何だかんだ言っても「Little Red Corvette」聴きたいんだよね。

中毒性はやはり80年代の作品の方が凄まじい物がある。シンセサイザーの音とか、意図的にしょぼくしてんのかなって音色なんだけどむしろそれが強烈な魅力になるのが初期プリンスの魅力。

総時間70分超と、LPだと2枚組、CDでも結構ギリギリまで曲入ってるのもなかなか凄い。プリンスには再生時間が長い作品が多い。

ここからスターダムを上っていく訳だけど次作「Purple Rain」は凄いポップだし、この時期のプリンスは勢いしか無い。

 

とにかく作品が多い人なので、また気に入ったアルバムが出てきたら新しく記事を書こうと思う。